
占いの世界では、生まれた時の星の配置を示すネイタルチャートが重要な役割を果たしています。 ただし、複雑な図や記号が並んでいるため、見方がわからないという方も多いのではないでしょううか。
ネイタルチャートの基本的な見方を知りたい
12ハウスの意味とは?
アスペクトの見方について詳しく知りたい
今回は、『ネイタルチャートの基本的な見方』から『詳しい読み解き方』まで、初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます!
各惑星が持つ意味や相性についても詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
ネイタルチャートとは?誕生日や時間からわかることを解説
まず、ネイタルチャートとは生まれた瞬間の天体の配置を図で表したものです。
実際、誕生時の惑星の位置や角度には、その人の性格や運命に関する重要な情報が隠されていると存在します。
たとえば、太陽や月の位置からはその人の基本的な性格を書くことができます。また、木星や金星の配置からは、恋愛や金運に関する傾向もわかります。
そのため、自分のネイタルチャートを読み解くことで、より深く自己理解につながっていきます。
ネイタルチャートの基本的な見方3つ
続いては、ネイタルチャートを読み解く上で重要な3つのポイントをご紹介していきます。
①12星座の位置を確認
まずは12星座の位置を確認することが大切です。
ネイタルチャートでは、円の外側に黄道12星座が配置されています。各星座は30度ずつの範囲を持ち、時計回りに並んでいるのが特徴です。
この12星座の位置関係を把握できることで、惑星がどの星座にあるのかがよくわかってきます。
②ハウスの意味を理解する
次に重要なのが、12のハウス(領域)についてです。
ハウスとは、その人の人生における異なる領域を表すもので、1ハウスから12ハウスまであります。例えば、1ハウスは自己や性格、2ハウスは金運や価値観、7ハウスは結婚や対人関係を表しています。
これらのハウスの意味を理解することで、各惑星がどの生活領域に影響を与えているのかが見えてきます。
③惑星の位置と視点
そして最後に、惑星の位置とアスペクト(角度関係)を見ていきます。
ネイタルチャートには、太陽や月をはじめとする10の惑星が配置されています。これらの惑星がどの星座やハウスにあるのかを確認し、さらに惑星同士の角度関係(アスペクト)を読み解いていきますです。
実際、このアスペクトこそが、運命や相性を読み解く上で最も重要な要素になります。
アスペクトの基本的な見方
その時も感動したアスペクトについて、もう少し詳しくお話していきます。
アスペクトとは惑星同士の角度関係のことで、主に以下の5種類があります:
0度(コンジャンクション):協調性や強い影響力
60度(セクスタイル):良好な関係性
90度(スクエア):対立や困難
120度(トライン): 最も良好な関係性
180度(オポジション):対立と緊張関係
これらの角度関係によって、惑星同士の相性や影響力が変わってくるのです。
例、太陽と金星が120度の関係にある場合、芸術的な才能や魅力に恵まれる可能性が高くなります。一方、火星と土星が90度の場合は、仕事や目標達成において困難に直面し起こりやすい傾向があるのです。
各惑星が表す意味について
ネイタルチャートに登場する主な惑星の意味について伝えていきます。
太陽は自分や本質的な性格を表し、月は感情や直感を司ります。また、水星はコミュニケーション能力や知性を、金星は愛情や美のセンスを示しています。
一方、星は行動力や積極性を、木星は拡大や幸運を表現します。 土星は責任感や制限を、天王星は革新火性や防御性を示すのが特徴です。
このように、各惑星には固有の意味があり、その配置によってその人の特徴や運命の傾向が判明するのです。
ネイタルチャートは自己理解の強力なツール
ここまで、ネイタルチャートの基本的な見方についてお話させていただきました。
ネイタルチャートは一見複雑に見えますが、12星座、ハウス、惑星の位置という3つの要素を順番に見ていくことで、徐々に読み解けるようになります。
まずは自分の太陽や月の位置から確認し、少しずつ他の惑星やアスペクトにも目を向けて進むことをおすすめします。
ネイタルチャート作成時の注意点
ネイタルチャートを正確に作成するためには、いくつかの重要な情報が必要となっております。
まず、覚悟と出時刻は必須です。時刻が数分ずれても、特に上昇宮や中天といったようなポイントが大きく変わってしまうことが起こります。
そのため、出生時刻は可能な限り正しいものを使用することが大切です。 実際、出生証明書や母子手帳に記載された時間を確認することをおすすめします。
また、生まれた場所の緯度経度も重要な要素となっています。同じ時刻でも場所が違うなら、見える星空も変わってくるためです。
上昇宮(ASC)と中天(MC)について
ネイタルチャートにおいて、上昇宮と中天は特に重要な意味を持っています。
上昇宮は、チャートの左端(9時の位置)に表示されるポイントです。このポイントは、その人の第一印象や外見、行動パターンを表しているとあります。
例、上昇宮が乙女座の人は、自信に満ちた堂々とした印象を考えることが多いのです。 。
また、中天(MC)はチャートの最上部に位置し、社会的な自立や職業、人生の目標を示すポイントとなっています。
ネイタルチャートの応用的な解釈
基本的な見方を理解したら、より深い解釈にも挑戦してみましょう。
サイン別の特徴を理解する
各惑星がどの星座(サイン)に位置しているかによって、その惑星の影響力は大きく変化します。
例、火星が羊座にある場合、行動力や積極性がストレートに発揮されやすくなります。 ただし、蟹座にある場合は、感情的な動きに影響されやすい傾向が出てきます。
また、太陽星座と月星座の組み合わせも重要です。これらは、その人の表の性格と内面の性格を表現しているためです。
ステリウムの影響
同じ星座やハウスに3つ以上の惑星が集中している状態を「ステリウム」と呼びます。
実際、ステリウムがある場合、その星座やハウスが示す性質が特に強く現れやすくなっていきます。です。
より詳しい運勢を知るために
ネイタルチャートをより深く活用するためには、以下のポイントにも注目してみてください。
トランジットとの関係
現在の星の動き(トランジット)と、ネイタルチャートの惑星との関係を見ることで、時期ごとの運勢も随時できます。
例、トランジットの木星が自分の太陽とトラインを形成する時期は、全体的に良い影響を受けやすい時期だと思います。
一つは、土星がハードなアスペクトを形成する時期は、努力や忍耐が必要となる場面が増える可能性があるのです。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイル
月の歩道と黄道交差点を表す「ドラゴンヘッド(北軌点)」と「ドラゴンテイル(南軌点)」も、重要な要素となっています。
ドラゴンヘッドはその人の人生における成長の方向性を、ドラゴンテイルは前世からの課題やすべきポイントを示していると考えている。
これらの点と各惑星との関係を見ることで、人生の目的や課題についてより深い理解が得られるでしょう。
まとめ:継続的な観察が大切
ネイタルチャートは、一度見ただけですべてを理解することは難しいものです。
まず基本的な要素である12星座、ハウス、惑星の位置から少しずつ進んでいってください。その上で、アスペクトや上昇宮、中天などの要素にも目を向けていきますので、より詳しい解釈が可能になります。
チャートを定期的に見返し、実際の出来事や性格との関連を観察していくことで、より深い自己理解に続いていくはずです。