ネイタルチャート12ハウスってわかる?詳しい意味と読み方を解説!

「ネイタルチャートの12ハウスの意味がよくわからない…それぞれのハウスは何を表しているの?」
占星術を学び始めた方なら、ネイタルチャートの12ハウスについて気になっているのではないでしょうか。 実際、12ハウスはそれぞれ異なる意味を持っているため、初心者の方には理解が難しい部分もあります。
● 12ハウスの基本的な意味を知りたい
● それぞれのハウスが人生のどの部分に影響するのか知りたい
● 12ハウスの具体的な意味を知りたい
今回は、ネイタルチャートにおける『12ハウスの基本的な意味』を中心に、具体的にお話ししていきます。
それぞれのハウスと惑星の関係性についても詳しく見ていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

ネイタルチャートの12ハウスとは

まず、ネイタルチャートの12ハウスについて基本的な説明をしていきます。
12ハウスとは、誕生時の星の配置を円で表したネイタルチャートを12等分した1~12の各区画(領域)ことです。各ハウスには、人生における特定の分野や領域の意味が割り当てられています。
例えば、1番目のハウスは「自分自身」、2番目のハウスは「価値観や全ての物」というように、それぞれのハウスが人生の異なる側面を表しているのです。
このように、12ハウスを読むことで、その人の人生における様々な可能性や傾向を知ることができます。

12ハウスの基本的な意味

続いては、12ハウスそれぞれの基本的な意味について伝えていきます。

第1ハウス:自己表現と気づき

第1ハウスは、その人の個性や自己表現、外見的な特徴を表すハウスです。
このハウスには、人がどのように自分を表現し、周囲にどのような印象を考えるかという情報が含まれています。また、人生における新しい出発点や、自己実現に向けた行動力も示されていますます。
第1ハウスに位置する惑星は、その人の性格や行動パターンに大きな影響を与えています。

第2ハウス:価値観と全ての物

第2ハウスは、物質的な豊かさや価値観に関するハウスです。
お金や財産といった物質的な面だけでなく、その人が何を大切にし、どのような価値観を持っているのかも表しています。また、自己価値や才能についての情報も、このハウスからの備忘録ことができます。
実際、第2ハウスの配置を見ることで、その人の金銭感覚や価値観の特徴が明らかになっていきます。

第3ハウス:コミュニケーションと学習

第3ハウスは、コミュニケーションや知的活動に関連するハウスです。
日常的な会話や短距離の旅行、兄弟姉妹との関係性なども、このハウスが示す領域となっております。また、初等教育や基礎的な学習能力についての情報も含まれます。
第3ハウスの状態は、その人のコミュニケーションスタイルや学習態度に影響を与えます。

第4ハウス:家庭と精神の基盤

第4ハウスは、家庭環境や心の奥底に関するハウスです。
育った環境や家族との関係、そして心の深層にある感情や欲求を表しています。また、不動産や土地といった財産の情報も、このハウスから追記できます。
このハウスの惑星の配置は、その人の精神的な安定性や家庭観に大きく影響してます。

第5ハウス:創造性と自己表現

第5ハウスは、創造性や趣味、恋愛に関するハウスです。
芸術的な表現力や遊び心、また恋愛における態度や子どもとの関係性も示されています。さらに、投機的な行動や冒険心についての情報も含まれています。
第5ハウスの状態は、その人の創造的な活動や恋愛スタイルに影響を与えております。

第6ハウス:仕事と健康

第6ハウスは、日常的な仕事や健康に関するハウスです。
職場での人間関係や仕事への取り組み方、また身体の健康状態や生活習慣についての情報が含まれています。
このハウスの配置(状態)は、その人の仕事に対する姿勢や健康管理の傾向を表しています。

第7ハウス:パートナーシップと対人関係

第7ハウスは、結婚や事業上のパートナーシップに関するハウスです。
特に親密な関係性や契約関係、また他者との協力や対立についての情報が含まれています。さらに、公的な場面での自己表現や社会的な立場も示されます。
第7ハウスの状態は、その人の人間関係の持ち方や結婚観に大きな影響を与えていきます。

第8ハウス:変化と再生

第8ハウスは、変化や再生、共有財産に関するハウスです。
精神的な成長や人生における大きな転換点、また相続保険やような他者との共有財産についての情報も含まれています。さらに、神秘的な状況への関心や直感力も示されます。
このハウスの配置は、その人の変化への適応力や精神的な深さを表しています。

第9ハウス:高等教育と人生哲学

第9ハウスは、高等教育や精神的な探究に関するハウスです。
海外との関係や長距離の旅行、また宗教や哲学への関心についての情報が含まれています。
第9ハウスの状態は、その人の価値観や人生観の形成に影響を与えております。

第10ハウス:社会的地位とキャリア

第10ハウスは、社会的な自信や職業に関するハウスです。
キャリアにおける目標や社会的な評価、また無償の責任についての情報が含まれています。さらに、親との関係性、特に父親との関係も示されます。
このハウスの構成は、その人の社会的な成功や職業選択に大きな影響を与えます。

第11ハウス:理想と友情

第11ハウスは、友人関係や社会的な理想に関するハウスです。
グループ活動や組織での役割、また未来への希望や夢についての情報が含まれています。さらに、人道的な活動や社会改革への関心も示されています。
第11ハウスの状態は、その人の友人関係や社会活動への参加に影響を与えております。

第12ハウス:スピリチュアリティと無意識

第12ハウスは、スピリチュアルな領域や無意識に関するハウスです。
潜在意識や直感、また隠れた才能についての情報が含まれています。 さらに、慈善活動や奉仕の精神、また孤独や隔離の経験も示されます。
このハウスの配置は、その人の精神的な成長や内面の深さを表しています。

12ハウスの鑑定のポイント

次に、12ハウスを実際に読んで検討する際のポイントについて記載していきます。
まず大切なのは、それぞれのハウスを単独で見るのではなく、全体的なつながりの中で理解することです。例えば、第1ハウスと第7ハウスは対極の関係にあり、自己と客観という視点で読み解くことができます。
また、各ハウスに位置する惑星の影響も重要です。惑星の性質とハウスの意味がかみ合うことで、より具体的な解釈が可能になります。
さらに、ハウスの支配星や、ハウス同士のアスペクト(角度関係)にも注目する必要がある。これらの要素を総合的に見ることで、より正確な解釈ができるのである。

まとめ:12ハウスを理解して運命の地図を読み解こう!

ここまで、ネイタルチャートにおける12ハウスの意味と解釈につ​​いてお話ししてきました。
12ハウスは、人生のあらゆる側面を表す「運命の地図」のようなものです。それぞれのハウスが持つ意味を広く、惑星との関係性を読むことで、自分自身や人生の可能性をより深く理解することができます。
占星術の学習は一朝一夕にはいきませんが、12ハウスの基本を理解することは、その始まりになります。この記事を参考に、ぜひご自身のネイタルチャートを読んでみてください!