生まれた瞬間の星の構成を図で示すネイタルチャートは、占星術において自分の性格や運命を読み解くための大切な道具になっています。
● 第１ハウスにある惑星は、どんな影響があるの？
● 自分の性格や印象は、第１ハウスの惑星で分かるの？
● 第１ハウスの惑星の意味を詳しく知りたい！
今回はそんな方に向けて、『第1ハウスに配置された各惑星の意味』について詳しくお話していきます。
さらに、第１ハウスの基本的な意味や他のハウスとの関係性についても取り上げていきますので、ぜひ最後までご覧ください！
第1ハウスとは？ 基本的な意味と特徴について
まず、第１ハウスの基本的な意味と特徴についてお話していきます。
実際、このハウスは「上昇宮」とも呼ばれ、その人の外見や第一印象、自己の表現の形を表しています。
また、第1ハウスは誕生時に東の地平線から昇った星座と密接な関係があります。 そのため、この位置にある星座や惑星は、その人の人生における出発点や、自己を表現する方法に大きな影響を考えていると考えられます。
一方、第1ハウスは「自分らしさ」を表すだけでなく、他者からどのように見られるかという外的な印象関係にもなっています。そのため、第1ハウスの解釈は、自己理解だけではなく、対人関係を考えた上でも重要な意味を持ちます。
第1ハウスに配置される惑星の基本的な影響力
続いては、第1ハウスに惑星が配置されることで、どのような影響があるのかをご紹介していきます。
第1ハウスに惑星が配置されると、その惑星が持つ特徴や性質が、その人の性格や行動パターンに強く表れることになります。
また、第１ハウスの惑星は、その人の人生における主要なテーマを示すこともあります。そのため、この位置にある惑星の特徴を理解することで、自分の強みや課題をより深く理解できるようになっていきます。
その場合は、それぞれの惑星の性質が融合して、より複雑な影響を考慮されることになります。
第1ハウスに配置される各惑星の具体的な意味
それでは、第1ハウスに配置される各惑星の具体的な意味についてお話していきます。
太陽が第1ハウスにある場合
まず、太陽が第１ハウスにある場合についてご説明していきます。
太陽は自己の本質や意思を表す惑星です。そのため、第1ハウスに太陽がある人は、自分らしさを強く表現する傾向があります。
実際、周囲からは「自己主張が強い」「カリスマ性がある」といった印象を持たれることが多いでしょう。また、リーダーシップを発揮することも得意で、目標に向かって直進する力を持っています。
このように、太陽が第１ハウスにいる人は、自分の個性を語りながら人生をずっとでいくことができます。
月が第1ハウスにある場合
続いて、月が第1ハウスにある場合の特徴を伝えていきます。
月は感情や直感、母性を象徴する惑星です。そのため、第1ハウスに月がある人は、感受性が豊かで、周囲の雰囲気を敏感に観察することができます。
また、他人への共感力も高く、相手の気持ちに寄り添える優しさを持っています。そのため、周囲からは「話しやすい」「癒し系」といった印象を持てることが多いでしょう。
時々、感情の起伏が起こり、その時々の気分で行動を起こしやすい一面もあります。
水星が第1ハウスにある場合
水星が第1ハウスにある場合についても見ていきましょう。
水星はコミュニケーションと知性を司る惑星です。そのため、第1ハウスに水星がある人は、知的好奇心旺盛で、会話力に優れている傾向があります。
実際、周囲からは「よく話す」「頭の回転が速い」といった印象を持てることが多いでしょう。また、新しい情報を吸収することが得意で、様々な分野に興味を持つ多才な一面も持っています。
このように、水星が第1ハウスにいる人は、コミュニケーション能力を活かして人生を切り開いていくことができます。
金星が第1ハウスにある場合
次に、金星が第1ハウスにある場合の影響についてお話していきます。
金星は愛と美を象徴する惑星です。そのため、第1ハウスに金星がある人は、魅力的な外観や眺められた雰囲気を持っていることが多いと思います。
また、周囲との調和を大切にし、対立を避けようとする傾向があります。そのため、人当たりが良く、社内交流的な印象を考慮することが多いでしょう。
ただし、時として自己主張を控えすぎてしまう、本来の自分を見誤ってしまうこともあります。
火星が第1ハウスにある場合
火星が第1ハウスにある場合の特徴も見ていきましょう。
第1ハウスに火星がある人は、エネルギッシュで積極的な性格を持っています。
実際、周囲からは「活動的」「勇敢」といった印象を持てることが多いでしょう。また、目標に向かって果敢に挑戦する精神も持ち合わせています。
敵対的に見られたり、せっかちだと思われたりすることもあるので、注意が必要です。
木星が第1ハウスにある場合
続いて、木星が第1ハウスにある場合についてご説明していきます。
木星は拡大と幸運を象徴する惑星です。そのため、第1ハウスに木星がある人は、楽観的で寛大な性格を持っています。
また、周囲からは「明るい」「頼りがいがある」といった印象を持てることが多く、人々から信頼される存在となりやすいでしょう。
ただし、時として過信や浪費といった問題が生じることもあるため、注意が必要です。
まとめ：第1ハウスの惑星配置を活かすために
ここまで、第1ハウスに配置される惑星の意味についてお話ししてきました。
第１ハウスの惑星は、その人の個性や印象に大きな影響を与えます。そのため、自分の第１ハウスにどの惑星があるのかを知ることで、より自分らしい生き方を見つけることができるでしょう。
また、第１ハウスの惑星が示す特徴は、そのまま受け入れる必要はありません。
ぜひ、自分のネイタルチャートを確認して、第1ハウスの惑星が示すメッセージを受け止めてみてください！
