ホロスコープのアスペクトについて詳しく知りたい!種類や意味、読み取りのコツを教えて!

占星術を学び始めると、アスペクトの存在に気づいた方が多いものです。 しかし、その種類の多さや複雑な解釈に戸惑いを感じることもあるでしょう。
● アスペクトにはどんな種類があるの?
● アスペクトはどのように読めばいいの?
● ハードアスペクトとソフトアスペクトの違いは?
など、アスペクトについて知りたいと思うことは多いはずです。
今回は、ネイタルチャートにおける『アスペクトの基礎知識』を中心に、読み方のコツまで伝えていきます!

アスペクトとは?意味や重要性について

アスペクトとは、ホロスコープ上の天体同士の角度関係のことを言います。
この角度関係によって、天体のエネルギーがどのように影響に合うのかを読み解くことができます。
例、太陽と月が120度の位置関係にある場合、お互いの性質が調和的に作用し、その人の性格や運命にポジティブな影響を及ぼしているとされています。
アスペクトは占星術において非常に重要な要素となっている。

アスペクトの種類と意味を詳しく解説

続いては、主要なアスペクトの種類とその意味についてご紹介していきます。

コンジャンクション(0度)

まず最初に選びたいのが、コンジャンクション(接続)です。
これは2つの天体が0度、つまり同じ位置にある状態を通ります。
天のエネルギーが融合し、その性質が強調されて現れるため、非常に強力なアスペクトとされています。
例、太陽とマーキュリーがコンジャンクションを形成している場合、知性や論理的思考力が伸びる傾向にあります。

オポジション(180度)

次に紹介するのは、オポジション(opposition)というアスペクトです。
2つの天体が180度の位置関係にある状態を行き来し、向かい合う形となります。
このアスペクトは、対立や緊張関係を表すハードアスペクトの1つとして知られています。
実際、オポジションがある場合、その人の中の相反する性質が対抗し、内部的な葛藤が起こりやすいとなります。

トライン(120度)

トライン(trine)は、2つの天体が120度の位置関係にあるアスペクトです。
このアスペクトは、最も調和的な関係を示すものとされています。
もし、トラインは天体のエネルギーが自然に流れ、投げの性質を高める効果があるからです。
そのため、生まれ持った才能や恵まれた環境を表すことが多いのが特徴です。

正方形(90度)

続いて、スクエア(square)についてお話していきます。
これは2つの天体が90度の位置関係にあるアスペクトで、ハードアスペクトの代表格です。
スクエアがある場合、その人は大きな課題や試練に耐えることが多いとされています。
ただし、この試練を乗り越えることで大きな成長が得られるため、現時点では否定的な見方ではありません。

セクスタイル(60度)

セクスタイル(sextile)は、2つの天体が60度の位置関係にあるアスペクトです。
トラインと同様、調和的な関係を示すソフトアスペクトの1つとして知られています。
このアスペクトは、努力すれば才能を開花させられる可能性を秘めているとされます。
実際、セクスタイルがある場合、その分野での成長が期待できるでしょう。

ハードアスペクトとソフトアスペクトの違い

アスペクトは大きく分けて、ハードアスペクトとソフトアスペクトの2種類に分類されます。
ハードアスペクトには、当時説明したオポジションやスクエアが含まれます。
一方、ソフトアスペクトには、トラインやセクスタイルが該当します。
ハードアスペクトは試練や課題を示すことが多く、その人の成長を重ねて働きます。
そして、ソフトアスペクトは調和や才能を表し、比較的恵まれた環境や素質を示唆します。

アスペクトの見極めとコツ

ここからは、アスペクトを実践的に読み解くためのポイントを伝えていきます。

アスペクトの強さを見極める

まず、アスペクトの影響力は、天体間の角度の正確さによって変わってきます。
この角度のずれを「オーブ」と呼びますが、オーブが小さいほどアスペクトの影響が強くなります。
例えば、理想的な120度のトラインに対して、118度や122度といった位置関係でもトラインとして機能します。
ただし、その影響力は角度が正確な場合と比べて弱くなってしまいます。

天の性質を理解する

次に重要なのが、アスペクトを形成している天体それぞれの性質を理解することです。
太陽は意識や自我を、月は感情や直感を表すというように、各天体には固有の意味があります。
そのため、どの天体同士がアスペクトを形成しているのかを把握することで、その人の性格や運命への影響をより正確に読むことができます。

サインの影響も考慮する

アスペクトを解釈する際は、天体が位置するサイン(星座)の影響が重要です。
同じトラインのアスペクトでも、火のサイン同士なのか、水のサイン同士なのかによって、その作用は独特です。
このように、アスペクトとサインの両方を考慮することで、より深い解釈が可能となるのです。

アスペクトパターンについて

複数のアスペクトが組み合って特定の形を作ることができ、これを「アスペクトパターン」と呼びます。
代表的なものとして、グランドトライン(3つのトラインで三角形に形成される)や、Tスクエア(2つのスクエアと1つのオポジションで形成されるT字型)などがあります。
これらのパターンは、その人の人生における重要なテーマや課題を示すことが多いです。

まとめ:アスペクトを活用して運命を読み解こう!

ホロスコープにおけるアスペクトは、その人の性格や運命を読み解く重要な論点となります。
コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイルなど、様々な種類があり、それぞれが異なる意味を持っています。
アスペクトの認識をマスターするには時間がかかりますが、基本的な知識を身につけることで、占星術の理解がより進んでいくはずです。
ぜひ、この記事で学んだ知識を話し合って、自分や大切な人のホロスコープを読んでみてください!