ネイタルチャートのアスペクトとは?意味や種類、見方を詳しく伝えていきます!

「ネイタルチャートのアスペクトって何?意味も聞きたいけど、難しさも分からない…」
西洋占星術では、誕生時の天体の位置関係を表すネイタルチャートを使って占いをしていきます。
・アスペクトの基本的な意味は?
・アスペクトの種類と特徴を知りたい!
・アスペクトの警戒のコツは?
など、ネイタルチャートのアスペクトについて疑問をお持ちの方も多いでしょう。
今回は、『ネイタルチャートのアスペクト』について、意味や種類、読み方のポイントをご紹介していきます!

アスペクトとは?ネイタルチャートにおける意味と重要性


まずは、アスペクトの基本的な意味から伝えていきます。
アスペクトとは、ネイタルチャートにおける天体と天体の角度関係のことです。この角度関係によって、天体同士がどのように影響し合っているのかを読み解いていくことができます。
実際、アスペクトは天体同士のコミュニケーションや関係性を表現する重要な要素となっている。そのため、アスペクトを理解することで、その人の性格や行動パターンをより深く読み解くことができるだろう。
また、アスペクトには「調和」と「緊張」という2つの大きな性質があります。 調和のアスペクトは、天体同士が協力的に作用することを示し、緊張のアスペクトは、天体同士が対立や葛藤を抱える可能性を示しています。

アスペクトの種類と特徴について


続いては、主なアスペクトの種類と特徴についてお話していきます。

コンジャンクション(0度)

まず、コンジャンクション(0度)についてです。このアスペクトは、2つの天体が同じ位置にあることを示しています。
結論は、天体のエネルギーが融合して強く現れる特徴があります。そのため、その人の性格や運命に大きな影響を与えることが多いでしょう。
例、太陽と月の調和がある場合、理性と感情が調和して、バランスの取れた性格になりやすい傾向があります。そのため、注意が必要です。

トライン(120度)

続いて、トライン(120度)について伝えていきます。このアスペクトは、最も調和的な角度関係とされています。
トラインは、天体同士が自然に協力し合える関係を示しています。そのため、その分野における才能や恵まれた環境に恵まれやすい傾向があるでしょう。
実際、火星と木の星のトラインがある場合、行動力と幸運が調和して、目標に向かって順調に進むことが多いとあります。

正方形(90度)

そして、スクエア(90度)は緊張のアスペクトの代表格です。このアスペクトは、天体同士が対立や対立を起こしやすい関係を示しています。
ただし、スクエアは前向きなものではありません。 尚、この緊張関係が成長のきっかけとなることも多いです。
例、太陽と土星のスクエアがある場合、自己表現と責任の中で葛藤が起こりやすいもの、その葛藤を乗り越えることで、より深い自己理解や成長が得られることもあります。

アスペクトの詳しい種類と解釈


そこでご紹介した基本的なアスペクト以外にも、重要なアスペクトがいくつかあります。ここではそれらについても詳しくお伝えしていきます。

オポジション(180度)

オポジション(180度)は、2つの天体が正反対の位置にあるアスペクトです。
このアスペクトは、緊張関係を示す代表的なものとされています。
ただし、このような対立は、バランス調整のことを学ぶ貴重な機会となることも多いです。例えば、太陽と月のオポジションがある場合、理性と感情の間でジレンマを感じやすいもの、その経験心のバランスを整える術を身につけることができます。

セクスタイル(60度)

続いて、セクスタイル(60度)についてお話していきます。
このアスペクトは、トラインと同様に調和のアスペクトに分類されます。 なお、トラインと比べて、そのエネルギーはより穏やかなものとなっています。
実際、セクスタイルは、天体同士が協力し合える関係性を示していますが、その恩恵を受けるためには、自分から積極的に取り組む必要があるでしょう。場合、コミュニケーション能力と人間関係を上手く結びつけることができる可能性を持っています。

アスペクトパターンについて


ネイタルチャートでは、複数のアスペクトが組み合って特定のパターンを形成することがございます。ここではその代表的なパターンについてご紹介していきます。

グランドトライン

まずは、グランドトラインについてです。 このパターンは、3つの天体が必ずトライン(120度)で結ばれ、三角形を形成している状態を通ります。
グランドトラインは、非常に恵まれた才能や環境を示すパターンとされています。3つの天体が調和的に働きやすいため、その分野での成功を収めやすい傾向があるでしょう。
ただし、あまりにも恵まれすぎているため、時として努力することを怠りがちになる可能性もあります。そのため、この才能を活かすためには、自分から積極的にチャレンジしていく姿勢が大切です。

Tスクエア

続きまして、Tスクエアについてお伝えしていきます。
このパターンは、2つの天体が位置(180度)で対立し、そこに第3の天体がスクエア(90度)で接続する形を示しています。その形状が直接の「T」に似ている以来、この名前が付けられました。
Tスクエアは、強い関係を示すパターンです。 特に、スクエアで接続する天体(頂上となる天体)が示す分野で、大きな課題に諦める事が多いでしょう。
しかし、このような緊張関係は、時として大きな達成の原動力となることもあります。困難を乗り越えることで、独自の才能や強みを発見できる可能性も高いです。

アスペクトを活用するためのアドバイス


最後に、ネイタルチャートのアスペクトを実践的に活用するためのアドバイスを伝えていきます。

日々の生活での活用法

アスペクトの知識は、日々の自己理解にとどまることができます。
例えば、緊張のアスペクトが多い分野では、意識的にストレス解消法を取り入れることが効果的です。 一方、調和のアスペクトが強い分野では、その才能を積極的に活かす機会を作ることで、より充実した生活を送ることができます。

人間関係での活用法

また、アスペクトの理解は、周囲の人々との関係をより良くするヒントにもなります。
チャートの特徴を知ることで、なぜ特定の状況で混乱を感じやすいのか、どのような関係性が自分に合っているのかなど、様々な気づきを得ることができるでしょう。

まとめ:ネイタルチャートのアスペクトについて


ここまで、ネイタルチャートのアスペクトについてお話してきました。
アスペクトとは天体同士の角度関係を示すもので、その人の性格や運命を読み解く重要な要素となっております。コンジャンクション、トライン、スクエアなど、それぞれのアスペクトには特徴があり、調和と緊張という2つの性質があることもわかりました。
アスペクトの視野では、オーブの概念を理解し、天体の性質を考慮しながら、チャート全体のバランスを見ていくことが大切です。
今後ネイタルチャートを見ていく方は、まずは主要なアスペクトの特徴を理解することから始めてみてください。