「占星術に興味があるけど、ネイタルチャートの作り方がわからない…」「Astrodienstって何?使い方が難しそう…」そんな悩みを抱えていませんか?
占星術を深く学ぶには、まず自分のネイタルチャート(出生図)を正確に作成することが始まりです。
この記事では、世界中のプロ占星術師も愛用する「Astrodienst(アストロディエンスト)」の使い方と、ネイタルチャートの基本的な見方を初心者にもわかりやすく解説していきます。 無料で高品質なチャートが作れる方法から、読み解き方のコツまで、ステップバイステップでご紹介していきましょう!
Astrodienstとは?世界中の占星術ファンが使う理由
占星術を学ぶ上で避けて通れないが、スイスを拠点とする「Astrodienst(アストロディエンスト)」です。 なぜこのサイトが世界中の占星術愛好家から支持されているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
Astrodienstの基本情報と運営企業の浸透性
Astrodienstとは、1979年にスイスで設立された占星術専門のウェブサイトのことです。40年以上の歴史を持ち、占星術の世界では最も信頼されているサービスの一つとして知られています。
運営会社は天文学や占星術の専門家チームで構成されており、科学の精度と占星術の伝統的な知識の両方を大切にしているのが特徴です。 特に天体の位置の計算精度は非常に高く、プロの占星術師も参考にするレベルを誇ります。
サイトには約200万人以上のユーザー登録があり、毎日世界中から数十万人のアクセスがあるとされています。そのため、サーバーの安定性も高く、大規模なデータベースを持っているため、世界中どこでも作った場所のデータを正確に取得できるという強みがあります。
世界中のプロ占星術師にされる支持理由
Astrodienstが世界的に支持される理由は、なんといってもその正確性と豊富な機能にあります。プロの占星術師たちが特に評価しているポイントをご紹介していきます。
まず第一に、天体の位置の計算精度が非常に高いことが挙げられます。占星術では天体の正確な位置が重要ですが、Astrodienstは天文学的に正確なスイスのエフェメリス(天体暦)を使用しているため、信頼性が高いです。
次に、多様なハウスシステムに対応している点も大きな魅力です。占星術には複数のハウスシステム(プラシダス、コッホ、同様等)が存在しますが、Astrodienstではこれらをすべて選択できるため、どんな流派の占星術師でも使いやすくなっています。
さらに、基本的なネイタルチャートだけでなく、トランジット(現在の天体構成)やプログレッション(進行図)など、様々な占星術の分析が可能なことも大きな特徴となっています。専門的な分析ツールが充実しているため、初心者から上級者まで幅広く使えるサイトなのです。
初心者でも安心できる!無料でも高機能な理由
「プロ仕様のサイトって難しそう…」と思われるかも知れませんが、Astrodienstは初心者にも優しい設計になっています。その秘密を探して頑張りましょう!
実は、Astrodienstの基本機能のほとんどは無料で利用できるのです。個人のネイタルチャート作成はもちろん、トランジットチャートや簡易的な解釈まで、占星術を学び始めるのに必要な機能はすべて無料会員でアクセス可能です。
また、サイト内には初心者向けの占星術解説コンテンツも充実しています。各惑星やサイン、ハウスの基本的な意味から、アスペクト(天体間の角度関係)の解釈まで、学習コンテンツが無料で閲覧できるので、チャートを見ながら学べる環境が整っているのです。
そして、ユーザーフレンドリーなインターフェースも魅力の一つです。 特にチャート作成画面は、必要な情報(決断・出時刻・出生地)を順番に入力していく直感的な設計になっており、パソコンに不慣れな方でもじっくり使えるよう工夫されています。
初心者は基本的な無料機能から始めて、徐々に有料の詳細分析ツールからステップアップしていくことができる、飛躍占星術成長に寄り添ったサービス設計となっているのです!
無料でここまでできる!ネイタルチャートの作成手順【画像つき解説】
ここからは、Astrodienstを使って実際にネイタルチャートを作成する方法を、詳しく解説していきます。初めての方でも迷わないよう、ステップバイステップでご案内していきましょう。
チャート作成に必要な情報(生年月日・出生時間・出生地)
ネイタルチャートを作成するには、まず3つの重要な情報が必要です。これらの情報が正確であればあるほど、より精密なチャートが得られることを覚えておきましょう。
最も基本となるのは「生年月日」です。 制約条件だけを知りたい場合は日付だけでも可能ですが、正確なネイタルチャートには年・月・日がすべて必要になります。
次に重要なのが「出生時間」です。これは多くの方が意外に知らないかもしれませんが、出生時間によってアセンダント(宮上昇)やミッドヘブン(天頂)が決まり、ハウス(人生の領域)の区別が決定されます。出生時間がわからない場合、星座や惑星の位置は正確ですが、ハウス情報は参考程度になってしまいます。
最後に「出生地」の情報が重要です。地球上のどこで生まれたかによって、天体の見え方が違うためです。都市名を英語で入力するだけでデータベースから検索できますが、小さな町の場合は近くの大きな都市を選ぶか、緯度・経度を直接入力することも可能です。
これら3つの情報が揃えば、あなただけの正確なネイタルチャートを作成する準備が整います!
Astrodienstの会員登録は必要ですか?無料でも十分使えますか?
Astrodienstでは、基本的なチャート作成は会員登録がなくても可能です。 ただし、より多くの機能を使いたい場合や、作成したチャートを保存したい場合は、無料会員登録がおすすめです。
無料会員になると、作成したチャートの保存や、複数人の情報を登録できるアドレスブック機能が使えます。また、無料会員でも一部の占星術の解釈文も読むことができるため、初心者の学習に役立ちます。
登録はとても簡単で、メールアドレスとパスワードを設定するだけです。個人情報の扱いも信頼性が高く、スパムメールなどの心配もほとんどありません。
有料会員(プレミアム会員)になると、さらに詳細な解釈文や専門的なテクニックが使えるようになりますが、占術星を始めたばかりの方なら、無料会員十分でも学びを踏まえられます。 まずは無料会員から試して、もっと詳しく始めたくなったらアップグレードを検討するというステップがおすすめです!
ネイタルチャート作成の手順をステップで紹介
それでは、実際のネイタルチャート作成手順を見ていきましょう。 初めての方でも分かりやすく、順を追って説明していきます。
まずは、Astrodienstの公式サイト(astro.com)にアクセスします。トップページの「無料ホロスコープ」メニューから「チャート描画、アセンダント」を選択しましょう。これがネイタルチャート作成の始まりとなります。
次に、データ入力画面が表示されるので、「新しい人を追加」をクリックして個人情報を入力していきます。名前(名前)、誕生日(生年月日)、出生時間(出生時間)を順に入力してください。
続いて出生地(出生地)を入力します。都市名を英語で入力すると候補が表示されるので、該当する場所を選びましょう。
すべての情報を入力したら「続行」をクリックします。次の画面でチャートのタイプや設定を選びますが、初めての方は「トランジット付きチャート描画」がおすすめです。
最後に「ここをクリックしてチャートを表示します」をクリックすれば、あなたのネイタルチャートが表示されます! 初めて見る方法は、円形のチャートと下部に表示される天体の位置の表が少し複雑に感じられるかもしれませんが、慣れていくうちに読み解けるようになりますよ。
スマホでも使える?PCとの違いは?
「パソコンはないけど、スマホでも使えるの?」という疑問に答えましょう。 結論から言うと、Astrodienstはスマホからでも十分に利用可能です。
スマートフォンからアクセスすると、自動的にモバイル対応の画面に切り替わります。 なお、PCとはいくつかのレイアウトが異なるため、初めて利用する場合は少し戸惑うかも知れません。
スマホでの最大の違いは、画面サイズの関係でチャート(円形の図)と天体の位置の表がスマホのページに表示される点です。PCでは次の画面で確認できますが、では切り替えが必要になります。
また、スマホでは細かい設定変更がやや難しいという面もあります。ハウスシステムの変更やアスペクト設定など、詳細なカスタマイズをしたい場合はPCの方が操作しやすいでしょう。
ただ、基本的なチャート作成と見るだけなら、スマホでも十分に実用的です。 特に、自分の情報を一度登録しておけば、いつでもどこでも簡単にチャートを確認できる性は大きなメリットだと言えるでしょう!
ネイタルチャートの基本的な見方と注目ポイント
いよいよあなたのネイタルチャートが完成しました!では、この円形の図をどのように読んでも解ればよいのでよろしくお願いします。ここでは、初心者の方でもわかりやすい基本的な見方を解説していきます。
惑星・サイン・ハウスの基本的な意味
ネイタルチャートを理解するにはまず、まず「3つの要素」を知ることが重要です。それは「惑星」「サイン(星座)」「ハウス(領域)」の3つです。
太陽は本質や自己表現、月は感情や無意識、水星は思考や伝達能力、金星は愛情や美のセンス、火星は行動力や情熱のように、それぞれが人格の異なる側面を象徴しているのです。
次のサイン(星座)は「どのように」という要素です。牡羊座は情熱的でストレート、牡牛座は堅実で忍耐強い、双子座は好奇心旺盛で適応力がある、というように12サインそれぞれが異なる性質を持っています。
そして、ハウス(領域)は「どの生活領域で」という要素を表します。 第1ハウスは自己と外見、第2ハウスはすべての物と価値観、第7ハウスはパートナーシップ、第10ハウスはキャリアと社会的地位というように、人生の12の領域を示しています。
つまり、惑星がサインにあり、ハウスに配置されるという3つの要素の組み合わせで、「どのように」「どの生活領域で」実行されるように読み進めていくのです。
アスペクトの種類と影響とは?
ネイタルチャートでは、惑星同士がどのような角度関係にあるのかが重要です。この惑星間の角度関係を「アスペクト」といいます。
アスペクトには大きく分かれて、調和的なものと緊張をはらむものがあります。コンジャンクション(0°・合)、トライン(120°・三角)、セクスタイル(60°・六角)は比較的調和的で、その惑星のエネルギーが自然に流れやすいとされています。
これらは課題や葛藤を示すことが多いですが、そこから成長のきっかけが得られる一方という意味もあるのです。
Astrodienstのチャートでは、赤い線が緊張のアスペクト、青い線が調和のアスペクト、緑の線が中性のアスペクトを表しています。 たくさんの線が引かれていてもあわてる必要はありません。
例、太陽と月がトライン(120°)のアスペクトを持つ人は、意識(太陽)と無意識(月)が調和しやすく、自分の感情をうまく表現できる傾向があります。逆に太陽と月が(90°)の人は、理性と感情の緊張があり、時には内面的な葛藤を感じることがありますが、それを乗り越えることで大きな成長が得られるでしょう。
初心者がまず見るべき3つのポイント
ネイタルチャートには多くの情報が詰まっていますが、初心者にとってはまず注目すべきポイントを3つご紹介します。
まず、「太陽・月・アセンダント(上昇宮)」の3つを確認しましょう。これは占星術における「ビッグスリー」と呼ばれるもので、人の基本的な注目を示します。太陽は意識的な自己、月は感情や無意識、アセンダントは自分が世界とどう関わるか表し、これらの3つのサイン(星座)を知るだけでも、自分の特徴がかなり見えてきます。
第二に、「惑星の集中している場所」に注目してみましょう。 チャートの中で、特定のサインやハウスに惑星が集中している場合、その領域のテーマがあなたの人生重要になる可能性が高いです。例えば第7ハウス(対人関係)に複数の惑星がある人は、パートナーシップがライフテーマになりやすいでしょう。
第三に、「特徴的なアスペクトパターン」を見てみましょう。例えば「グランドトライン」(3つの惑星が三角形を作る)や「Tスクエア」(3つの惑星がT字型を作る)など、特徴的な形のアスペクトパターンがあれば、それは特殊な才能や課題を示している可能性があります。
初めはすべてを理解しようとせず、これら3つのポイントからじっくり見ていくことで、チャートの全体像が少しずつ見えてくるはずです!
Astrodienstのネイタルチャートが他と違う3つの理由
インターネット上には様々なネイタルチャート作成サイトがありますが、Astrodienstには他のサイトには無い特徴があります。その違いを詳しく見ていきましょう。
ハウスシステムの選択肢が豊富(Placidus・Equalなど)
Astrodienst の大きな特徴の一つは、様々なハウスシステムから選択できることです。 ハウスシステムとは、12 ハウスをどれようにするかの計算方法で、占星術の流れ派によって好まれるシステムが異なります。
最も一般的なのは「プラシダス」システムで、Astrodienstでも一応これが選択されています。にも「コッホ」「その他」「ホール」「ポルフィリー」など、10種類以上のハウスシステムから選べるのは専門家にとっての大きな魅力です。
異なるハウスシステムを使うと、特にハウスの境界線(カスプ)の位置や、場合によっては惑星のハウス構成が変わることがある。
西洋占星術を学ぶ上では、まずはプラシダスシステムから始めて、経験を積んで他のシステムも試してみるというアプローチがおすすめです。Astrodienstではワンクリックでハウスシステムを切り替えられるので、比較検討が非常に簡単にできます!
プロ向けの詳細なアスペクト&グラフィック表示
もう一つの大きな特徴は、アスペクト(惑星間の角度関係)の表示が非常に詳細かつカスタマイズ可能な点です。これは特にプロの占術星師にとって重要な機能となっています。
Astrodienstでは、どのアスペクトを表示するか(例:マイナーアスペクトを含めるか)、許容誤差(オーブ)をどの程度にするか、さらには小惑星や数学的なポイント(アラビックパーツ)を含めるかどうかなど、細かく設定できます。
また、グラフィック表示の質も非常に高く、カラー設定も変更可能です。例えば、赤い線が緊張のアスペクト、青い線が調和のアスペクトを示すという標準的な色分けに加え、アスペクトの強さによって線の太さが変わるなど、視覚的にもわかりやすい工夫がされています。
さらに、チャートと一緒に表示される天体位置表も非常に詳細で、各惑星の黄道上の正確な位置(度・分・秒)や、逆行しているかどうかなどの情報がすべて記載されています。
カスタマイズ性とデータ保存機能の強み
Astrodienstの第三の特徴は、高いカスタマイズ性とデータ保存機能の充実さです。これにより、初心者から上級者まで長期的に使い続けられるサイトとなっています。
まず、チャートの表示スタイルが複数用意されており、古典的なスタイルから現代的なデザインまでお選びいただけます。また、円チャートだけでなく、表形式での天体配置表示なども可能です。
さらに、無料会員登録をすれば、作成したチャートをすべて保存しておけるという大きなメリットがあります。自分のチャートはもちろん、家族や友人、クライアントのチャートも保存しているので、比較分析や経時変化の観察にも役立ちます。
また、入力した一度や出生地のデータは次回以降自動的に呼び出せるので、何度もデータを入力し直す手間が省けます。これは特に、複数のチャートタイプ(ネイタル、トランジット、プログレスなど)をもう一度と確認したい場合に非常に便利です。
これらの性カスタマイズと保存機能により、占星術の学びがそのまま、より高度な分析ができるようになるという、成長に寄り添ったサービス設計になっているのです!
英語サイトでも大丈夫!Astrodienstの日本語対応・使いこなし術
「英語サイトだから難しそう…」と思われる方もいるかも知れませんが、Astrodienstは日本語環境でも十分に使いこなせます。ここでは、言語の壁を乗り越えるコツをご紹介していきます。
サイト全体の日本語翻訳方法(ブラウザ翻訳含む)
Astrodienstは残念ながら公式の日本語インターフェースは提供されていませんが、ブラウザの翻訳機能を簡単に日本語化できます。その方法を見ていきましょう。
Google Chromeを使用している場合は、ページを開いたときに自動的に「このページを翻訳しますか?」というメッセージが表示されます。ここで「翻訳」を選択すれば、ページ全体が日本語に変わります。
自動表示されない場合は、アドレスバー右側の翻訳アイコン(小さな地球儀マーク)をクリックして手動で翻訳を開始することもできます。Safari、Firefox、Edgeなど他のブラウザでも、同様の翻訳機能が利用可能です。
スマートフォンでアクセスする場合も、ほとんどのモバイルブラウザに翻訳機能が搭載されています。Chromeアプリなら画面下部に翻訳バーが表示されますし、Safariでは共有ボタンから「翻訳」を選択できます。
ただし、機械翻訳のため一部不自然な日本語になる場合もありますが、操作方法を理解するために十分な翻訳品質です。 特に、入力フォームや基本的なナビゲーションはしっかり翻訳されるので、初めての方でも迷わず操作できるようになります!
英語表記の規定・用語の基本知識
翻訳ブラウザを使っても、チャート内の専門用語や略語は英語のままの場合があります。ここでは、よく使われる英語表記とその意味を解説していきます。
まず惑星の略称は以下のようになっています:
・太陽(☉):太陽
・月(☽):月
・水星(☿):水星
・ヴィーナス(♀):金星
・マーズ(♂):火星
・Jupiter(♃):木星
・土星(♄):土星
・天王星(♅):天王星
・ネプチューン(♆):海王星
・冥王星(♇):冥王星
サイン(星座)は以下のように表記されます:
・牡羊座:牡羊座
・おうし座:牡牛座
・双子座:双子座
・蟹座:蟹座
・獅子座:獅子座
・乙女座:乙女座
・天秤座:天秤座
・蠍座:蠍座
・射手座:射手座
・山羊座:山羊座
・水瓶座:水瓶座
・魚座:魚座
また、ハウスは規定「House 1」「House 2」などと表記され、アスペクトの名前も以下のようになっています:
・接続詞:コンジャンクション(合)
・セクスタイル:セクスタイル(60°)
・正方形:正方形(90°)
・トライン:トライン(120°)
・オポジション:オポジション(180°)
特にチャート図内の表記は技術的な理由で翻訳されないことが多いので、これらの単語は少しずつ覚えていて良いでしょう!
日本語ユーザーがよく使うおすすめ機能
日本のAstrodienstユーザーの間で特に人気の高い機能をいくつかご紹介します。
まず、「拡張チャート選択」(拡張チャート選択)機能が非常に便利です。この機能を使うと、通常のネイタルチャートだけでなく、トランジット(現在の天体構成)を重ねて表示したり、プログレッションチャート(進行図)を作成したりすることができます。
次に、「アーティスト選択によるチャート描画」(アーティスト選択・スタイル)も人気があります。このオプションを選ぶと、よりカラフルで臨場感のあるデザインのチャートが生成されるので、初心者の方でも天体の配置やアスペクトが視覚的にわかりやすくなります。
また、「Pullen/Astrolog」スタイルのチャートも日本のユーザーにサポートされています。このスタイルでは、天体の構成が非常に明確に表示され、アスペクトのパターンも理解しやすいという特徴があります。
さらに、「Personal Daily Horscope」(個人デイリーホロスコープ)機能も日本のユーザーに人気です。この機能を使って、あなたのネイタルチャートに基づいて、その日の天体の影響を解説してくれます。英語の解説文ですが、ブラウザ翻訳が使えるので十分に理解できる内容となっています。
また、「Astro-Databank」(アストロ・データバンク)という有名人のチャートデータベースも便利な機能です。自分と同じ太陽星座や似たようなチャート構成を持つ有名人を検索でき、占星術の足場になります。
特に初心者におすすめなのが「Astro Click Portrait」(アストロクリックポートレート)機能です。 チャート上の惑星や角度クリックするだけで、その意味を解説してくれるインタラクティブな機能となっています。
最後に「拡張チャート選択」の中にある「特殊技法」(特殊技法)も上級者になれば活用できる機能です。ここでは黄道帯調和法(ハーモニクス)やソーラーアーク・ディレクションなど、専門的な技法に始まるチャートも作成可能ですので、学びが徐々に新しい視点で自分のチャートを分析できるようになります!
あなたの未来も読める?トランジットや相性占いなど応用チャートの活用法
基本的なネイタルチャートに慣れてきたら、次はさらに進んだ応用チャートにも挑戦してみましょう。ここでは、Astrodienstで作成できる様々な応用チャートとその活用法を紹介していきます。
トランジットチャートでわかる「今」の運勢
トランジットチャートとは、現在(または指定した日付)の天体の位置があなたのネイタルチャートにどのような影響を与えるかを示すものです。これを読み解くことで、「今」のあなたの運勢や心理状態を知ることができます。
Astrodienstでトランジットチャートを作成するには、「拡張チャート選択」(拡張チャート選択)で「チャートタイプ」から「ネイタルチャートとトランジット」を選択します。すると、内側の円にあなたのネイタル画面タルチャート、外側の円に現在の天体位置が表示されたダブルチャートが作成されます。
見方のポイントは、現在の天体(トランジット)があなたのネイタルの天体とどのようなアスペクト(角度関係)を形成しているかです。例えば、現在の土星があなたのネイタルの太陽とハードなアスペクト(スクエアやオポジション)を形成している場合、責任や制限を感じやすい時期だと言えます。
特に、木星・土星・天王星・海王星・冥王星などの動きのゆっくりとした惑星のトランジットは、数ヶ月から数年かかる影響を想定して、人生の大きな転機を読み解くとなります。例えば、トランジットの冥王星があなたのアダントにコンジャンクションする時期(0°)は、大きな自己優位のチャンスが近づくことが多いです。
トランジットチャートは、「なぜ今このような状況になっているのか」「この時期にはどのようなエネルギーが働いているのか」を理解するのに役立ちます。定期的にチェックして、天体の動きと自分の状態の性質関連を観察してみてください!
シナストリーチャートで相性を読み解く
シナストリーチャートは、二人のネイタルチャートを重ねることで、互いの相性や関係性を読み解くためのチャートです。 恋愛関係はもちろん、友人、家族、ビジネスパートナーなど、あらゆる人間関係の分析に活用できます。
Astrodienstでシナストリーチャートを作成するには、まず二人分の出生データを登録しておく必要があります。次に「拡張チャート選択」画面で「チャートタイプ」から「シナストリーチャート」を選択し、二つのデータを指定すれば完了です。
シナストリーチャートでは、相手の惑星があなたのどのハウスに位置するか、そしてお互いの惑星同士がどのようなアスペクトを形成しているかがポイントとなります。例えば、相手の金星があなたの第7ハウス(パートナーシップの家)にある場合、その相手との関係に愛情や喜びを感じやすいという傾向があります。
また、お互いの太陽と月、金星と火星のアスペクトは特に恋愛関係では重要です。例えば、あなたの太陽と相手の月がトライン(120°)のような調和のアスペクトを持つ場合、相手はあなたの本質(太陽)を感情的(月)に受け入れやすく、当面心地よい関係が見えやすいと言えるでしょう。
一応、お互いの火星と土星がハードなアスペクトを持つ場合は、行動や意思の面で制限や葛藤を感じやすい関係になる可能性がある。
シナストリーチャートを読むことで、「なぜこの人とはこのような関係性になるのか」「どこに課題がある、どこに強みがあるのか」を理解することができます!
ソーラーリターン・プログレスチャートとは?
ネイタルチャートとトランジットの他にも、占星術には様々な予測技法があります。 特に人気の高い「ソーラーリターン」と「プログレスチャート」について見ていきましょう。
太陽が戻ってくるとは、太陽が生まれた時と同じ場所に戻ってくるタイミング(誕生日前後)にチャートを作成するで、その年の傾向を読み解くものです。 簡単に言えば「その年の専用の占い」とあなたを考えることができます。
Astrodienstでソーラーリターンチャートを作成するには、まず「拡張チャート選択」画面で「チャートの種類」から「ソーラーリターン」を選択、見たい年を指定します。例えば今年のソーラーリターンを見たい場合は、今年の誕生日の年を入力すればOKです。
太陽光リターンチャートでは、太陽がどのハウスに位置するか、そして他の惑星がどのように配置されているかを見ます。
一方、プログレスチャート(進行図)は、出てくる惑星の動きを1日=1年として計算し、人生の発達段階を読み解く手法です。
Astrodienstでプログレスチャートを作成するには、「拡張チャートの選択」で「チャートの種類」から「プログレスチャート」を選択し、見たい年齢の時点を指定します。
プログレスチャートでは、特に月のサイン変化に注目します。 プログレスの月は約2.5年で1つのサインを移動するため、人生の各段階で異なる感情的なテーマを経験することになります。
これらの予測技法を併用することで、「今後の人生の流れ」をより多角的に読み解くことができるようになります。
まとめ:Astrodienstを使いこなして占星術の世界を楽しもう!
この記事では、世界中の占星術愛好家にサポートされる「Astrodienst」の使い方と、ネイタルチャートの基本的な読み解き方を紹介してきました。
Astrodienstは40年以上の歴史を持つ信頼性の高いサイトで、無料でも高品質なネイタルチャートを作成できることがわかりました。初心者の方でも、場所・出生時間・出生地さえ分かれば、すぐに自分だけのチャートを作成できます。
ネイタルチャートは、惑星・サイン・ハウスという3つの要素の組み合わせから読み解いていくもので、まずは太陽・月・アセンダントの「ビッグスリー」から先に進んでいくことがおすすめです。
さらに、トランジットチャートで「今」の運勢を、シナストリーチャートで人間関係の相性を、太陽光リターンやプログレスチャートで長期的な人生の流れを読み解くこともできることを学びました。
占星術は自己中心的に、人生の流れをより良く理解するための素晴らしいツールです。Astrodienstというプロフェッショナルな環境で、ぜひ占星術の世界を探検してみてください!
最後に一つアドバイスを。占星術は「運命を決めるもの」ではなく、あなたの持つ可能性や傾向を示す「地図」のようなものです。 チャートに書かれていることを絶対視するのではなく、自己理解と成長のためのツールとして活用していただければと思います。