「無料ホロスコープを作ってみたら、火星が山羊座だった。これは、何を表しているんだろう?」
出生図(ネイタルチャート)を眺めていると、太陽や月、水星、金星のほかに「火星」という天体があることに気づきます。
火星というと、怒りや攻撃性を表す星というイメージがあるかもしれません。
でも、火星が表すものはそれだけではありません。
火星は、行動・エネルギー・意欲・欲求・何かに向かって動く力などを読む手がかりになる天体です。
何かを始めるとき、目標へ向かうとき、問題へ対処するときなど、日常のさまざまな場面に火星のテーマは表れます。
この記事では、火星星座の基本から、自分の火星星座の調べ方、12星座別の意味まで、初心者向けに見ていきます。
火星星座とは?行動やエネルギーの使い方を表す星
出生図には、太陽や月、水星、金星、火星など、さまざまな天体があります。
その中で火星は、行動・エネルギー・意欲・欲求・挑戦する力などを読むときに注目する天体です。
何かを始めるとき、目標へ向かって動くとき、問題へ対処するとき、欲しいものへ手を伸ばすとき。
そうした「自分から動く力」に、火星のテーマを見ることができます。
怒りや競争心も火星の一面ですが、それだけが火星ではありません。
たとえば、仕事を始めるときの勢い、スポーツや趣味に向けるエネルギー、目標へ粘り強く進む力なども、火星を考えるヒントになります。
出生図を読むとき、星読みアトリエでは次のように考えていきます。
星座=「どのように」
ハウス=「人生のどの領域で」
火星に当てはめるなら、
火星=行動・エネルギー・意欲・欲求
星座=それらがどのように表れやすいか
という組み合わせです。
同じ「やってみよう」という気持ちでも、思ったらすぐに動く場合もあれば、準備を整えてから動く場合もあります。
情報を集めながら進むこともあれば、守りたいものがあるときに強い力が出ることもあるでしょう。
火星星座は性格そのものを決めるものではなく、自分の行動やエネルギーが、どのような形で表れやすいかを見る一つの手がかりです。
自分の火星星座を調べてみよう
では、自分の火星星座を確認してみましょう。
出生図の中で、火星は「♂」という記号で表されています。
星読みアトリエの無料ホロスコープでは、「配置」の欄に、
火星 山羊座 13°50′ ハウス12
のように表示されます。
この場合、火星のすぐ後ろに「山羊座」とあるので、火星星座は山羊座です。
最初は度数やハウスまで理解しなくても大丈夫です。
まずは「火星が何座にあるか」だけを確認してみましょう。
そして、できれば円形の出生図でも♂を探してみてください。
その火星が、外側に並ぶ12星座のうち、どの星座の位置にあるかを見てみます。
結果一覧で答えを確認しながら、円形の出生図でも自分の火星を探してみると、出生図の記号が少しずつ意味のあるものとして見えてきます。
すでに出生図を作成している方は、出生図を開いているタブに戻って、
自分の火星が何座にあるのか確認してみてください。
まだ出生図を作成していない方は、無料ホロスコープで出生図を作ることができます。
出生図はそのまま残して、この記事と見比べながら読み進めてみましょう。
出生図そのものの見方がまだよく分からない場合は、こちらから順番に見ていくこともできます。
【12星座別】火星星座の意味を見てみよう
自分の火星星座が分かったら、その星座のところから読んでみましょう。
ここでは「○○座だから、こんな性格」と決めるのではなく、どんなときに動きやすいか、エネルギーをどんなふうに使いやすいかに注目して見ていきます。
火星が牡羊座にある人
火星が牡羊座にある場合、思い立ったときに素早く動く形として表れやすい傾向があります。
時間をかけて考え続けるより、まず一歩踏み出すことでエネルギーが動き始める場合もあるでしょう。
仕事や趣味でも、新しいことを始める瞬間に力が出やすい配置です。
競争や問題へ向き合うときにも、回り道より正面から取り組もうとする動き方が表れることがあります。
火星が牡牛座にある人
火星が牡牛座にある場合、じっくりと力を蓄えながら動く形として表れやすい傾向があります。
すぐに結果を求めるより、自分のペースを保ちながら続けることで力を発揮しやすいでしょう。
動き始めるまでには時間がかかることがあっても、一度取り組み始めると、粘り強く続けられることがあります。
急な変化より、安定した環境の中でエネルギーを使いやすい配置です。
火星が双子座にある人
火星が双子座にある場合、情報や会話から刺激を受けることで、エネルギーが動きやすい傾向があります。
一つの方法にこだわるより、いくつかの選択肢を試しながら進めることに向いている場合もあるでしょう。
考えながら動いたり、人と話しながらアイデアを広げたりすることが、行動のきっかけになることもあります。
状況に合わせて方法を変えられる軽やかさも、火星の表れ方の一つです。
火星が蟹座にある人
火星が蟹座にある場合、自分にとって大切な人や場所を守ろうとするときに、行動力が出やすい傾向があります。
自分一人のためよりも、「これを守りたい」「この人のために動きたい」という気持ちが、力のきっかけになる場合もあるでしょう。
安心できる環境では動きやすい一方で、状況を慎重に見ながら動き出すこともあります。
感情の動きと行動のタイミングが結びつきやすい配置です。
火星が獅子座にある人
火星が獅子座にある場合、自分らしさを発揮できる場面で、エネルギーが動きやすい傾向があります。
「自分がこれをやりたい」という気持ちがはっきりすると、堂々と行動へ移せる場合もあるでしょう。
人前で何かを表現したり、自分の力を試したりする場面で意欲が高まることもあります。
自分が納得できる目標を持つことが、行動の大きな原動力になりやすい配置です。
火星が乙女座にある人
火星が乙女座にある場合、手順を整えたり、問題点を見つけて改善したりするところにエネルギーを使いやすい傾向があります。
勢いだけで進むより、必要な作業を一つずつ片づけていく方が力を発揮しやすい場合もあるでしょう。
仕事や日常の作業では、細かなところまで確認しながら進めることが行動力につながります。
問題が起きたときにも、「何を直せばよいか」を具体的に考える方向へ動きやすい配置です。
火星が天秤座にある人
火星が天秤座にある場合、自分一人で突き進むより、周囲とのバランスを見ながら動く形として表れやすい傾向があります。
複数の選択肢を比較したり、相手の考えも確認したりしながら、納得できる進み方を探すことがあります。
対立が起きたときにも、すぐに正面からぶつかるより、話し合いや調整によって解決しようと動く場合があります。
人との関係の中でエネルギーの使い方が見えやすい配置です。
火星が蠍座にある人
火星が蠍座にある場合、一度「ここに力を注ぐ」と決めたものへ、深く集中する形として表れやすい傾向があります。
広く多くのことへエネルギーを分けるより、大切だと感じる対象へ粘り強く取り組むことがあります。
表からは静かに見えても、内側では強く目標を意識し続ける場合もあるでしょう。
簡単に諦めず、時間をかけて取り組む力として火星が表れることがあります。
火星が射手座にある人
火星が射手座にある場合、新しい世界へ向かうときにエネルギーが動きやすい傾向があります。
知らない場所へ行くこと、新しいことを学ぶこと、まだ経験したことのないものへ挑戦することが行動のきっかけになる場合もあるでしょう。
細かな部分だけを見るより、少し先にある大きな目標へ向かって動く方が力を発揮しやすい配置です。
火星が山羊座にある人
火星が山羊座にある場合、目標へ向かって着実に積み上げていく形として表れやすい傾向があります。
短期間の勢いだけではなく、時間をかけて成果へ近づいていくことにエネルギーを使いやすいでしょう。
仕事や責任を伴う場面では、必要なことを順番に進めながら、粘り強く取り組む力が表れることがあります。
目標が明確になるほど動きやすい配置です。
火星が水瓶座にある人
火星が水瓶座にある場合、自分なりの方法を見つけたときにエネルギーが動きやすい傾向があります。
「昔からそうしているから」という理由より、「もっと別のやり方があるのでは」と考えることが行動のきっかけになる場合もあるでしょう。
個人で独自の方法を試すだけでなく、共通する考えや目標を持つ仲間と一緒に動くときに力が出ることもあります。
火星が魚座にある人
火星が魚座にある場合、明確な計画だけでなく、そのときの感覚や周囲の状況を受け取りながら動く形として表れることがあります。
誰かの力になりたいという気持ちや、共感したことが行動のきっかけになる場合もあるでしょう。
一直線に目標へ進むというより、状況に合わせて方法を変えながら進むことがあります。
外から行動力が見えにくい場合でも、それは火星の力が弱いという意味ではなく、エネルギーの表れ方が異なると考えてみましょう。
火星星座から「自分が動きやすい方法」を見てみよう
火星星座の面白さは、「行動力がある・ない」と評価するのではなく、自分はどんなときに動きやすいのかを眺められるところです。
たとえば、
- 思い立ったらすぐ始めた方が力が出る
- 準備が整うと動きやすくなる
- 話したり情報を集めたりすると行動につながる
- 守りたいものがあると力が出る
- 目標がはっきりすると粘り強く続けられる
- 新しいことへ挑戦するとエネルギーが湧く
というように、力が動き始めるきっかけは人によってさまざまです。
どんな場面で、どんな方法ならエネルギーを使いやすいのか。その違いを見ることが、火星を読む面白さの一つです。
「なかなか動けない」と感じるときも、それを火星星座だけのせいにする必要はありません。
自分がどんな状況なら自然に動きやすいのかを考える、一つの視点として使ってみましょう。
火星は星座だけでなく、ハウスやアスペクトも見てみよう
火星星座が分かったら、次は「火星がどのハウスにあるか」「ほかの天体とどんなアスペクトを持っているか」という読み方もあります。
整理すると、
- 火星星座=行動やエネルギーがどのように表れやすいか
- 火星のハウス=そのエネルギーが人生のどの領域で表れやすいか
- 火星のアスペクト=火星とほかの天体がどのような関係を持っているか
たとえば同じ火星星座でも、ハウスやほかの天体とのアスペクトが違えば、出生図の中での読み方はさらに広がります。
最初からすべてを理解する必要はありません。
まず火星星座を知り、そのあとでハウスやアスペクトへ進んでいけば大丈夫です。
火星までわかったら、出生図をもう一度見てみよう
ここまでで、初心者が最初に見てきた太陽・月・水星・金星・火星の5天体がそろいました。
最初に出生図を開いたときは、たくさんの記号や数字が並んでいて、どこを見ればよいのか分からなかったかもしれません。
でも今なら、
- 太陽=自分らしさ・意志・人生の方向性
- 月=感情・安心・自然な反応
- 水星=考え方・理解・伝え方
- 金星=好き・心地よさ・喜び・愛情
- 火星=行動・エネルギー・欲求
という違いが少しずつ見えてきたはずです。
一度、出生図をもう一度開いて、
太陽は何座?
月は何座?
水星は何座?
金星は何座?
火星は何座?
と、自分の5天体を見直してみてください。
その次には、ASC・MC、12のハウス、天体同士のアスペクトという読み方があります。
最初より少し読めるようになった出生図から、今度は次の場所を探していきましょう。





