「太陽星座って、そもそも何のこと?」
普段、「私は牡羊座」「私は蟹座」と何気なく呼んでいる星座。実は、一般的な12星座占いで使われているこの星座が、太陽星座です。
でも、ホロスコープに描かれているのは太陽だけではありません。月、水星、金星、火星など、さまざまな天体がそれぞれの星座に位置しています。
この記事では、太陽星座とは何か、ホロスコープの太陽は何を表すのか、自分の太陽星座の調べ方、そして太陽が12星座それぞれにあるときの意味を、初心者の方にもわかりやすく紹介します。
普段「私は○○座」と呼んでいる星座は、ホロスコープでは太陽星座にあたります。まずは自分の太陽が何座にあるのかを知ることから、出生図を読んでみましょう。
太陽星座とは?普段「○○座」と呼んでいる星座のこと
太陽星座とは、生まれたときに太陽が位置していた星座のことです。
雑誌やテレビなどで目にする12星座占いでは、基本的にこの太陽星座が使われています。
いつもの12星座占いで使われているのが太陽星座
「私は牡羊座だから」「私は魚座なんだけど……」というように、普段何気なく使っている星座は、一般的には太陽星座を指しています。
太陽は約1年かけて12星座を巡るため、生年月日からおおよその太陽星座を知ることができます。その分わかりやすく、私たちにとって最も身近な占星術の入口になっています。
けれども、本来のホロスコープには太陽だけでなく、月や水星、金星、火星なども描かれています。
つまり、いつもの星座占いで知っている「○○座」は、あなたの出生図にあるたくさんの星のうち、太陽について見ていたものなのです。
太陽星座は生まれたときの太陽の位置から決まる
太陽星座は、生まれたときに太陽が黄道十二星座のどこに位置していたかによって決まります。
地球から見ると太陽は1年をかけて12星座を巡っていくように見えるため、生まれた日によって太陽が位置する星座が変わります。
ただし、星座が切り替わる境界付近に生まれた場合は注意が必要です。太陽が星座を移る日時は毎年まったく同じではないため、「○月○日なら必ず○○座」と日付だけで判断できないことがあります。
境界付近に生まれた方は、出生データから太陽の位置を計算して確認するとよいでしょう。
ホロスコープの太陽は何を表している?
ホロスコープを見ると、太陽・月・水星など、さまざまな天体の記号が並んでいます。
その中で太陽は、出生図を初めて読むときに、まず確認しておきたい天体の一つです。
太陽は「自分らしさ」や人生の方向性を見る天体
ホロスコープにおいて太陽は、自分らしさや意志、人生の方向性などを読み解く手がかりになる天体です。
単に「どんな性格なのか」を見るだけではなく、自分として生きていく中で、どんな力を育て、どんな方向へ向かおうとするのかを見るもの、と考えるとわかりやすいでしょう。
出生図を初めて見る方は、まず太陽が何座にあるかを確認してみると、自分のホロスコープを読み始めやすくなります。
「太陽=何を」「星座=どのように」と考えてみよう
ホロスコープを読むときは、「天体=何を」「星座=どのように」と考えてみると理解しやすくなります。
今回なら、
太陽=自分らしさや人生の方向性
星座=それがどのように表れやすいか
という組み合わせです。
たとえば太陽が牡羊座にある場合と、魚座にある場合では、同じ「太陽」が表す力でも、その表れ方には違いがあります。
この考え方を覚えておくと、このあと紹介する12星座別の太陽の意味も読みやすくなります。
自分の太陽星座はどうやって調べる?
太陽星座は、一般的には生年月日から確認できます。
ただ、自分のホロスコープをもう少し詳しく知りたい方は、出生図(ネイタルチャート)を作って、実際に太陽の位置を見てみるのもおすすめです。
生年月日から自分の太陽星座を確認できる
一般的な12星座占いで使われている星座の区分から、自分の太陽星座をおおよそ確認できます。
ただし、先ほどお伝えしたように星座の境界付近では、日付だけでは正確に判断できない場合があります。
その場合は、出生データから太陽の位置を計算して確認しましょう。
出生図を作って「☉」の位置を見てみよう
星読みアトリエでは、生年月日・出生時刻・出生地から、自分の出生図を表示できる無料ホロスコープ作成機能を用意しています。
すでに出生図を作成している方は、出生図を開いているタブに戻って、
自分の太陽を確認してみてください。
まだ出生図を作成していない方は、無料ホロスコープで出生図を作ることができます。
出生図はそのまま残して、この記事と見比べながら読み進めてみましょう。
出生図が表示されたら、まず「☉」という記号を探してみてください。この記号が太陽です。
太陽がどの星座の位置にあるかを見ると、自分の太陽星座を確認できます。無料ホロスコープでは天体の「配置」も表示されるので、そちらで答え合わせをすることもできます。
太陽星座そのものは、通常は生年月日から確認できます。ただし、星読みアトリエの無料ホロスコープ作成機能は、太陽星座だけでなくASCやハウスまで含めた出生図を表示するため、正確な出生時刻が分かる方を対象としています。
出生図のどこを見ればよいのか迷った方は、こちらの記事で順番に確認できます。
ネイタルチャートの見方は?初心者でもわかる出生図を読む順番 →
【12星座別】太陽星座の意味を見てみよう
自分の太陽星座が分かったら、その星座のところを読んでみましょう。
ここでは単なる「○○座の性格」ではなく、太陽が表す自分らしさや人生の方向性が、その星座を通してどのように表れやすいかという視点で見ていきます。
太陽が牡羊座|自分から一歩を踏み出す
牡羊座は、物事の始まりに勢いよく飛び込んでいく力を持つ星座です。
太陽が牡羊座にあると、自分から動き始めることや、新しいことへ挑戦することに、その人らしさが表れやすくなります。周囲の様子を長くうかがうより、「まずやってみよう」と一歩を踏み出す場面で力を発揮しやすいでしょう。
自分の意思で新しい道を選び、行動する経験を重ねることが、牡羊座の太陽らしさを育てることにもつながります。
太陽が牡牛座|自分の感覚を大切に育てる
牡牛座は、自分の感覚を確かめながら、時間をかけて物事を育てていく星座です。
太陽が牡牛座にあると、自分のペースを守り、納得できるものを少しずつ積み重ねていくことに、その人らしさが表れやすくなります。
急な変化よりも、自分にとって心地よい環境や確かな手応えを大切にすることで、持ち前の粘り強さや安定感を活かしやすいでしょう。
太陽が双子座|知り、伝え、世界を広げる
双子座は、さまざまなものに興味を向け、知ったことを言葉や情報として行き交わせる星座です。
太陽が双子座にあると、知ること、考えること、誰かと話すことを通して、自分の世界を広げていく傾向があります。
一つに絞ることを急ぐより、興味を持ったものに触れ、学んだことを人と分かち合う中で、双子座の太陽らしい軽やかさが活きてきます。
太陽が蟹座|大切なものを守り育てる
蟹座は、自分にとって大切な人や場所とのつながりを育てていく星座です。
太陽が蟹座にあると、安心できる居場所をつくることや、身近な人を支えることに、自分らしさが表れやすくなります。
誰かを大切に思う気持ちや、自分が「ここなら安心できる」と感じるつながりを育てていくことが、蟹座の太陽の力につながっていくでしょう。
太陽が獅子座|自分らしく表現し輝く
獅子座は、自分の内側にあるものを堂々と表現し、創造する力を持つ星座です。
太陽が獅子座にあると、好きなことに情熱を注いだり、自分ならではの表現を外へ出したりする場面で、その人らしさが表れやすくなります。
人からどう評価されるかだけではなく、「自分はこれが好き」「これを表現したい」という気持ちを大切にすることが、獅子座の太陽らしい輝きにつながります。
太陽が乙女座|整え、役立つ形にしていく
乙女座は、細かなところまでよく観察し、物事をよりよい状態へ整えていく星座です。
太陽が乙女座にあると、問題点に気づいて改善したり、自分の技術や知識を実際に役立つ形へ変えたりすることに、その人らしさが表れやすくなります。
完璧さだけを求めるのではなく、「昨日より少し整った」と感じられる積み重ねの中に、乙女座の太陽の力が活きてくるでしょう。
太陽が天秤座|人との関わりから自分を磨く
天秤座は、人との関わりの中で違いを知り、バランスを見つけていく星座です。
太陽が天秤座にあると、対話したり、相手の視点を取り入れたりする中で、自分自身の考えやあり方も磨かれていく傾向があります。
人に合わせるだけではなく、自分と相手の両方を大切にできる関係を探していくことが、天秤座の太陽らしさにつながります。
太陽が蠍座|深く関わり、本質を追求する
蠍座は、表面的なところだけで終わらず、一つのものと深く関わっていく星座です。
太陽が蠍座にあると、心から関心を持った人やテーマに集中し、その奥にあるものを知ろうとするときに、その人らしさが表れやすくなります。
広く浅く知ることよりも、「これをもっと深く知りたい」と思える対象とじっくり向き合う経験が、蠍座の太陽の力を育てていくでしょう。
太陽が射手座|まだ知らない世界へ広がっていく
射手座は、今いる場所からさらに遠くへ視野を広げ、新しい可能性を探していく星座です。
太陽が射手座にあると、学びや旅、新しい経験を通して、自分の世界を広げていくことに、その人らしさが表れやすくなります。
「もっと知りたい」「まだ見たことのない世界を見てみたい」という気持ちを大切にすることが、射手座の太陽らしい成長につながります。
太陽が山羊座|目標に向かって形にしていく
山羊座は、時間をかけて物事を積み上げ、現実の中で形にしていく星座です。
太陽が山羊座にあると、自分なりの目標を持ち、そこへ向かって一歩ずつ取り組むことに、その人らしさが表れやすくなります。
すぐに結果が出なくても、経験や努力を積み重ねて「できること」を増やしていく。その過程そのものが、山羊座の太陽の力につながっていくでしょう。
太陽が水瓶座|自分なりの視点で新しい可能性を探す
水瓶座は、既存の考え方だけにとらわれず、自分なりの視点から新しい可能性を見つけていく星座です。
太陽が水瓶座にあると、「みんなと同じだから」ではなく、自分自身が納得できる考え方や方法を選ぶところに、その人らしさが表れやすくなります。
周囲との違いも一つの個性として受け止めながら、自分なりの視点を育てていくことが、水瓶座の太陽の力につながります。
太陽が魚座|感じ取る力から世界とつながる
魚座は、言葉だけでは捉えきれない気持ちや雰囲気を感じ取り、境界を越えて共感していく星座です。
太陽が魚座にあると、豊かな感受性や想像力を通して、人や世界とつながることに、その人らしさが表れやすくなります。
感じ取ったものを言葉や創作、誰かへの思いやりなど、自分に合った形で表していくことで、魚座の太陽らしい力を活かしていけるでしょう。
太陽星座から「自分が大切にしたいこと」を見てみよう
太陽星座というと、「性格を表す星座」と考えたくなるかもしれません。
でも、太陽は性格だけではなく、自分がどんなことを大切にし、どんな方向へ力を向けていきたいかを見る手がかりにもなります。
そこで、太陽星座の説明を読んだあとに、普段の自分を少し振り返ってみましょう。
- 時間を忘れて取り組めることは何だろう?
- 人に言われなくても、自分からやりたくなることは?
- 自分で選べるなら、どんな役割をやってみたい?
- 人から評価されなくても、大切にしたいことは?
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
太陽星座の説明と、自分がこれまで選んできたことや夢中になったことを重ねてみると、「ここは少し自分らしいかもしれない」と感じる部分が見つかることがあります。
自分が何を大切にし、どんな方向へ進もうとすると力が出やすいのか。そんな視点から自分を眺めてみることも、太陽を読む面白さの一つです。
太陽星座を知ることは、自分のすべてを説明することではありません。
月、水星、金星、火星など、ほかの天体とあわせて見ていくことで、出生図の中の太陽の役割も少しずつ分かってきます。
太陽星座だけでは「自分のすべて」はわからない
ここまで読んで、
「私は牡羊座だけれど、あまり積極的ではない」
「自分の太陽星座の説明が、全部当てはまるわけではない」
と感じた方もいるかもしれません。
でも、それは不思議なことではありません。
「自分の星座が当たっていない」と感じるのはなぜ?
太陽星座は、出生図を構成する一つの要素です。
ホロスコープには太陽だけでなく、月、水星、金星、火星などの天体があり、それぞれ異なるものを表しています。
そのため、太陽星座だけで、その人の出生図すべてを表すことはできません。
「○○座なのに当たっていない」と感じたら、そこで終わりではありません。ホロスコープには、太陽以外にもあなたを知るための星があります。
あなたの出生図には月・水星・金星・火星もある
たとえば月は、感情や安心感などを読み解く手がかりになります。
水星は考え方や伝え方、金星は愛情や好み・喜び、火星は行動の仕方やエネルギーの使い方を見る天体です。
同じ太陽星座の人でも、月や水星、金星などが違えば、感じ方や考え方、好きなものにも違いが生まれます。
太陽星座と月星座の違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
ASC・ハウス・アスペクトを見ると、さらに違う自分が見えてくる
出生図には、天体と星座以外にも、ASC(アセンダント)やハウス、アスペクトといった要素があります。
ASCは、生まれた瞬間に東の地平線から昇っていたポイントで、その人が外の世界と関わるときの表れ方や、自然にまといやすい雰囲気などを読む手がかりになります。
ハウスは、天体が表す力が人生のどの領域で表れやすいかを見るものです。
そしてアスペクトを見ると、太陽とほかの天体の性質がどのように関わり合っているかを知る手がかりになります。
最初からすべてを組み合わせる必要はありません。一つずつ「これは何だろう?」と気になったところから見ていけば大丈夫です。
太陽星座がわかったら、自分の出生図をもう少し広げてみよう
自分の太陽星座を知ることができたら、出生図に戻って、もう少しだけ太陽を眺めてみましょう。
太陽が何ハウスにあるか見てみよう
無料ホロスコープの「配置」を見ると、太陽が何ハウスにあるかも確認できます。
ハウスは、出生図を12の領域に分けたものです。
天体=「何を」
星座=「どのように」
ハウス=「人生のどの領域で」
と考えてみましょう。
たとえば「太陽が牡羊座」と分かったあとに「3ハウスにある」と分かれば、今度は「この太陽らしさは、人生のどんな領域に表れやすいのだろう?」という次の読み方へ進めます。
太陽がどの天体とアスペクトを作っているか見てみよう
次は、太陽がほかの天体とアスペクトを作っているか確認してみましょう。
アスペクトは、天体同士がどのように関わっているかを見るものです。
たとえば「太陽×冥王星×スクエア」「太陽×冥王星×トライン」などが見つかったら、その組み合わせも自分の出生図を知る次の入口になります。
最初から複雑に組み合わせて解釈する必要はありません。「私の太陽には、こんな天体とのつながりもあるんだ」と、一つずつ見つけてみましょう。
次は月・水星・金星・火星も見てみよう
太陽星座を一つ知っただけでも、出生図の中に「自分で読める場所」が一つ増えました。
次は月・水星・金星・火星の中から、気になる天体を一つ選んでみてください。
出生図を眺めながら一つずつ自分の星を知っていくと、最初はたくさんの記号や線に見えたホロスコープが、少しずつ身近なものになっていきます。



